冬は雪の中の美術館へと変わる、青森県立美術館は真っ白な外観のスタイリッシュな外観内装で、雪との一体感がとても美しい!県外からも多くの観光客が訪れる観光地としても人気の美術館。戌年だから、今年はあおもり犬の更なる活躍でインスタ映えも期待できそうですよ!
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ふたり というタイトルのこちらのモニュメントは、青函連絡船を見にいく途中 「青い海公園」にありました。
昔兄が乗ったという青函連絡船を一目見たくて!
青森市と函館市のツインシティー提携20周年記念で造られたもので、
太宰治さんが、桟橋から連絡船を眺めながら、運命の女性と結ばれる赤い絲について、兄弟で語り合ったお話をもとに青森と函館、それぞれ設置してあるそうです。
函館には緑の島にモニュメントが設置されています。
秋のはじめの或る月のない夜に、私たちは港の桟橋へ出て
海峽を渡つてくるいい風にはたはたと吹かれながら
赤い絲について話合つた
太宰治「思ひ出」より
場所:青森県青森市安方
アクセス:青森駅[東口]から徒歩約11分
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100年先を見据えた美術館 というコンセプトで青木淳さん設計のもと造られました青森県立美術館です。
弘前市出身の奈良美智さんの作品が多数展示されております。
写真はほとんどが撮影禁止なので、目に焼き付けておきましたが、シャガールの巨大な絵画(約8m×12mが4つ)がどどどーんと!
展示されていたのがとても印象的で、ヨーロッパの美術館を思い出しました。
大きな部屋の4面に展示されてる様は凄いですよね。
第一幕 月光のアレコとゼンフィラ
第二幕カーニバル
第三幕 ある夏の午後の麦畑(フィラデルフィア美術館)
第四幕サンクトペテルブルクの幻想





青森県立美術館名物
展示コーナーの窓からあおもり犬が!
あまりの大きさに驚きました。
このあおもり犬は、
とても大きい体をしていて、誰にも見つけてもらえずに毎日淋しい思いをしていたこいぬ。
でもある日、その姿に女の子が気づいてくれお友達になることができたという、「ともだちがほしかったこいぬ」という絵本をモチーフにしているオブジェです。
奈良美智さんのアートをメインにした現代美術館で、
現代美術のとてもステキな数多くのコレクションを多く眺めることができました。



閉館間際の美術館はとても美しく、光がとても綺麗でした。
雪との一体感が素晴らしい美術館。冬の美術館っていいですね!
またじっくりと、絵本の世界をめくりながらこの美術館のことを思い出したいと思います。
★青森県立美術館